2025/10/17
なぜ誰もが金融商品をすすめるのか?
なぜ誰もが「金融商品を買いましょう」と言うのか?
街を歩けば、あるいはネットを見れば、いたるところで「将来のために金融商品を買いましょう」という言葉を目にします。
銀行、証券会社、保険会社、そしてファイナンシャルプランナー(FP)の方々。金融業界で働く人たちは、日々一生懸命に勉強し、「この商品は素晴らしい」「今後はこういう時代になります」と熱心に提案してくれます。
プロがこれだけ太鼓判を押すのだから、買わなければ損をするような気持ちになるのも無理はありません。
しかし、ここで一度立ち止まって「なぜ彼らは、それほどまでに金融商品を勧めるのか」という背景を考えてみることが大切です。
理由はシンプルです。彼らは金融会社に所属し、その商品が素晴らしいものだと教育を受け、それを販売することを仕事にしているからです。
仮に、日本で金融商品を取り扱うプロが「1万人」いるとします。一方で、私たちのように「金貨などの現物」を扱っている人間は、その1万分の1もいないかもしれません。
「1万人 vs 1人」
これでは、情報の量としても勝負になりません。世の中の情報のほとんどが「金融商品を買おう」で埋め尽くされ、「金融商品は買わないほうがいい」という声がほとんど聞こえてこないのは、こうした圧倒的な構造の差があるからなのです。
私が「金融商品をおすすめしない」理由
では、なぜ世間の常識に反して「金融商品はおすすめしない」とお伝えするのでしょうか。理由は大きく2つあります。
理由1:金融危機は「必ず」定期的に起こるから
歴史を振り返れば、1987年のブラックマンデー(史上最大規模のNY株価大暴落)や、2008年のリーマンショック(大手投資銀行の破綻に端を発した世界金融危機)など、世界を揺るがす金融危機が何度も起きています。
これらは決して「たまたま起きた不運」ではありません。金融の仕組みそのものが、定期的に危機を迎えるようにできているのです。
危機の直前には、決まって「株価が過去最高値を更新する」といった華やかな演出(バブル)があります。「今回は大丈夫、景気は良いままだ」と誰もが油断したその瞬間に、想定外の大暴落はやってきます。仕組みそのものが崩壊すれば、それまで信じていた想定や計画はすべて白紙になってしまうのです。
理由2:金融は「勝者が決まっているゲーム」だから
厳しい現実を言えば、現代の金融システムは一種の「ゲーム」のような側面を持っています。
世界的なエリートたちが作り上げたこの精緻なマネーゲームには、最初から明確なルールが存在します。
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勝者: ゲームの仕組み(システム)を作った一部の人たち
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敗者: 「自分ならうまくやれる」「勉強したから大丈夫」と、お金を投じて参加した一般の投資家たち
どんなに知識をつけても、ルールそのものが「未経験者や一般の人から、仕組みを作った側へお金が流れる」ように設計されている以上、勝ち続けることは困難です。つまり、多くの人が自分の意志で買っているつもりで、実は「買わされている」というのが、金融市場の裏側にある構造なのです。
金融商品と「対」になる存在、それが「現物資産(ゴールド)」
では、金融商品にお金を預けないとしたら、私たちはどうやって資産を守ればいいのでしょうか?
その答えが、金融商品と完全に対極に位置する「現物としての金(ゴールド)」です。
ここで多くの方が誤解してしまうのが、「金(ゴールド)=投資・先物取引」という認識です。
【知っておきたい「金」の決定的な違い】
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金の先物取引(金融商品): お金を証券会社に預け、価格の上下で利益を狙う「ゲーム」。手元に現物は残らない。
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現物の金(現物資産): 自分で購入し、自分の手元で保管する。誰にも預けない。
先物取引であれば、それもまた金融会社の手のひらの上のゲームです。しかし、私たちがおすすめしているのは、ゲームではない「本物の金(現物)」を自分で所有することです。
金(ゴールド)の購入は投資ではなく「貯金」
金(ゴールド)は貯金です。
「現物だとしても、金を買うのはやっぱり『投資』で、リスクがあるのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、「投資」とは本来、文字通り「お金を投げる」行為です。投げたお金は自分のもとを離れるため、戻ってこないリスクが常にあります。
一方で、たとえば20万円の金(ゴールド)を購入して自宅の金庫に保管したとします。それは盗まれない限り、10年後も20年後も確実に「そこ」にあり続けます。お金をどこにも投げていないため、これは投資というよりも、形を変えた「確実な貯金」に近いものなのです。
そのため、世界中の珍しいアンティークコインや、高い美術的価値(付加価値)がついた美しい金貨・銀貨を厳選してご紹介しています。これらはコレクション(趣味)としての楽しさと、確かな資産価値をあわせ持っています。
最後に:仕掛けられたゲームを抜け出しましょう
誰かが作った金融危機のスリルに付き合う必要はありません。
これからの不確実な時代を生き抜くための資産形成として、まずは「自分の手で持てる現物資産」に目を向けてみませんか?
難しく考える必要はありません。まずは「デザインが素敵だな」「格好いいな」と思えるお気に入りの金貨や銀貨を、ショッピング感覚で1枚手に入れてみる。そんなワクワクする楽しさから、あなたの新しい資産防衛をスタートしてみてください。
これからの資産を考えたときに、仕掛けられたゲームである金融危機の危険性を含んだ金融商品ではなく、自分で待つ金(ゴールド)にも目を向けて、まずはお気に入りの金貨や銀貨を買ってみるという楽しみからスタートしてもらえたらと思っています。